9月25日にCocola Avenue 3FにあるMUSASHi Innovation Lab CLUEにて、豊橋まちなか会議 第2回総会を開催しました。
より多くの人が豊橋のまちなかにアクティブに関わる場を作るため産声をあげた「豊橋まちなか会議」。ちょうど1年前の今日発足した豊橋まちなか会議は、試行錯誤を繰り返しつつも、なんとか第2期を迎えることができました。当日は30名を超える豊橋まちなか会議の構成団体の代表が集まりました。
事務局よりこの一年の報告と次の一年の計画を説明し、出席者から様々な意見が出されました。いくつかご紹介します。
「豊橋まちなか会議」は、多様な人が行き交う豊橋駅前をより魅力ある場所にするために、様々な方が活躍したくなる舞台を作る事、そしてその方々に輝いてもらう事を目的に、この1年活動してきました。今年の春からは少しずつ目に見える活動もできてきました。次の1年は、もっとまちなかが楽しくなるような舞台・活動を作っていきます。
皆さんのご参加もお待ちしています!
TMCが発足して1年が経過した。様々な組織から参画を頂いた一方で、「この会議にどう関わっていけばいいのか?」という疑問も多くの方が持たれているように感じている。皆が積極的に関与できる組織にしていきたい。
私自身も「まちづくり」に関わる中で、昨今の世界では全てにおいて、経済、「お金」が物事を考える唯一の指標ベースになっていて、話が「お金」だけに終始しているようである。確かにお金の話は大事だが、それだけではないところで国がどうあるべきか、地域において「まち」をどうするか、を考えないといけないと改めて感じている。
これからのまちづくりを考えるうえで、この豊橋まちなか会議の場では、経済を超えて、まちの魅力や人の関わりなど、本当のコミュニティの在り方や作り方について考えていきたい。
参画頂いている皆さんには、自分達の組織ならこういう側面でこのまちに関与できるのではないか、という視点をもって積極的に関わってほしい。誰かが何かをやってくれるのではなく、我が事として自分たちが何かをはじめていかなければならない。豊橋まちなか会議が、その何かをはじめるキッカケになればと考えている。
今日のような議論の場があることが豊橋まちなか会議を立ち上げた1つの意味。一種のプラットフォーム機能である。「人の関わり」「多様性」「コミュニティ」などをテーマにまちづくりをしていこうとすると、個々の主体のなかで完結するのではなく、全体をみながら協力してまちなかを変えていくことが必要になる。
ビジョンではそういった点を盛り込んでいくと良いと思う。例えば、ここは行政/ここは民間だからということではなく、領域を閉じずに官民ボーダレスになってビジョンを作り上げるべきだろう。またこうした流れは全国的なもので、国土交通省でも同様の主旨を掲げている。いま活動の主軸となっているまちじゅうステージPJ(公共的空間活用)は、第2期ではより一層「実績をつくること」と「楽しい場をつくること」が求められる。これから第2期のアイデア募集をしていくので、皆さんにも協力をお願いしたい。